いばらの森の奥の城
魔女の呪いで 眠り続ける 姫

王子様のKISSで 呪いはとけ
目覚める 姫

王子様とお姫様は 幸せに暮らしました



いばらの森を 作ったのは
姫の心

眠り続けていたのは 
姫の思い

目覚めた姫は 城を離れることが できず

王子様が もとの世界に 戻らないように

甘い呪いを 王子様にかける

愛の言葉とともに・・・


王子様には 外の世界に
約束された 未来がある

王子様は 夢も未来も捨て
自ら 姫の 呪いにかかる


いばらの森も 魔女もない

あるのは 姫の
わがまま



お姫様と王子様は
城の中で しあわせに暮らし続ける

王子様の 犠牲の上で
姫の 呪いがとける日まで・・・

王子様が ほんとは 呪いも いばらの森も
存在しないと 気がつく日まで・・・