ダーリンと一緒に ベッドの中
なんだか 寂しくて 不安で
ダーリンの手を握ってた

そして
 「もしも 生まれ変わっても また ダーリンに会えるかな?」

 「大丈夫」
 「ほんとに? 会ってもわからないとか」
 「大丈夫 必ず ナナを見つけるから 今 出会ったように」
 「みつかる?」
 「初めて ナナに会ったときみたいに すぐにわかるよ」

ナナを 抱きしめて ダーリンは話し続けて
 「周りがモノクロになって 音も無くなって 時間が止まったみたいな中に ナナだけが 光り輝いている
ずっと探していたものを見つけたみたいな 懐かしいような
感じがするから 大丈夫」

 「何度生まれ変わっても 会える? 見つけてくれる?」
 「うん」
 「生まれ変わっても パパとママの子供に生まれたいな」
 「うん」
 「今は なにもできなかったし 悲しませちゃったから 今度は お返ししたい」
 「うん」
 「できるかな?」
 「大丈夫 ナナはナナのままで それだけでいいから」
 「みんなを幸せにしたい」
 「大丈夫」

 「おやすみ」
ダーリンに KISSしてもらって
抱きしめられて

そのまま 眠った

眠りにつく前なのか
夢なのか
わからないけど

 「ナナが こうして腕の中にいてくれるだけで 幸せだから」

って ダーリンの声を聞いた気がした

眠りにつく
その瞬間
なんだか寂しくなる

寂しさと恐怖

眠りに落ちる瞬間

すべてが闇に閉ざされて
すべての音が消えてゆく

何も無い空間に
一人取り残されているようで

不安と孤独に落ちてゆく


何も無い空間に
漂う懐かしい 香り

あなたの匂い

指先に触れる
ぬくもり

手のひらに広がる
あなたの感触

何も無い空間で
あなたを感じる

闇の中で
暖かななにかに包まれて

あなたを想い

やわらかな闇につつまれ

眠りにつく

安心とやすらぎの中で・・・
ナナの実家は パパ ママ おにいちゃま ナナ
の4人でした


おじいちゃまと おばぁちゃまは 
おじいちゃまが突然 ハイジのおじいさんになるんだって
言って スイスに引っ越しちゃいました


パパは ママが 大好きで 今でもラブラブです
そして めちゃめちゃ過保護です
ナナにもママにも(笑

おにいちゃまには 厳しかったみたいですけど

手間も暇もお金もかけれるものは 何でもかける
そんな感じ(笑


ママは 箱入り娘でそのまま 
箱入り奥様になってしまったような人です

パパのプロポーズの言葉
いってらっしゃいと おかえりなさいさえ 言ってくれたら
それだけでいい ほかの事は なにもできなくていい
何もしなくても構わない 

その言葉の 通り 
ママは 何にもできません(笑


おにいちゃまは 前にも 話しましたが
俺様な人です
なんでもできるし・・・

社会勉強って 留学してたので 英語とフランス語は
完璧です

今は パパの会社を 手伝ってます

ダーリンと仲良しです


そんな感じかなぁ 
ほんとうは、ナナは がんばることが苦手な ナナメビウスの人より 限界がすぐきちゃう ナナ限界に気がつかない ナナ限度がわからない ナナって言ってたよ。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット) の「にゃにゃ 」が書きました。
今までのナナは
ダーリンに迷惑をかけているのだから
これ以上甘えちゃいけないって 思ってた

迷惑をかけないように
心配かけないように
せめてナナのできることをするとか

そう思って
やろうとしてた

がんばってるつもりは 無かった

でも
がんばることが苦手な ナナ
普通の人より 限界がすぐきちゃう ナナ
限界に気がつかない ナナ
限度がわからない ナナ

あっという間に
ぼろぼろになって
ぐちゃぐちゃになって

できることができてるのかもわからない
やってることがわからなくなる

そして
なにもできなくなる

限界を超えて
最悪の事態に・・・


普通に考えれば

その方が よっぽど 迷惑

何もしない方が 迷惑かかってない

だったら
そこで やめちゃえばいい

それなのに
それにも 気がつかない

今まで以上に 迷惑をかけることには
気がつく

それで 落ち込んで
根本が無くなればいい
ナナがいなければいい

なんて わけのわからない
結論にたどりつく

そうなっちゃったら
メビウスの輪
どこまで行っても 外には出れない
同じところを 回るだけ

抜け出すのは 簡単なこと
前じゃなくて 横に行って
端から 飛び出せばいい

それに気がつかないで
ヘトヘトになるまで 前に進む


最近のナナは
メビウスの輪の 端っこに
座ってる

表と裏と
両方見ながら

抜け出すことは
まだまだ できないかもだけど


今までよりは
ダーリンに甘えることが
できるようになったと思う

同じ迷惑かけるなら
わがままで 迷惑かけたほうがいいよね


目標は
かわいく わがままに 甘える


完璧な奥さんを 目標にするのは
お休み

いい女になるのも あきらめ
この日記は ちょっとだけ
エロぃかも(笑


お洗濯物をたたんでて
タオルとかシーツとか
大きくて ふかふかの物
ダーリンの部屋着とか

なんだか うれしくなって

すりすりしたり
埋もれてみたりしてた

ふと気がつくと
ダーリンがこっちを見てた

ばかだなぁ
って思われたなぁ
って思って

あわてて 真面目にお洗濯物をたたんだ

それでも ダーリンが見てるので
 「なに?」
って 聞いてみた

ダーリンは そばに寄ってきて
 「ナナに 見とれてた」

見とれてたって・・・
アホすぎて 目が離せなかったの間違いじゃ・・・

とりあえず ダーリンの言葉はスルーして
お洗濯物たたみを続行

ダーリンは そばで ジーっと ナナを見てる

 「なに?」
 「幸せだなって思って 気にしないで続けて」
 「続けてって・・・ 気になります」
 「じゃぁ 手伝いますか」

そう言ってダーリンは
ナナの後ろから 手を伸ばして
ちょうど ナナを後ろから抱くような形で
お洗濯物をたたみ始めた
 
 「それじゃ ナナは何もできない」
 「そう?」
 「じゃま」
 「そう?」

ダーリンは ナナの膝の上で
お洗濯物をたたむ

お洗濯物を たたんでいたはずの
ダーリンの手は ナナの足を撫でたり
スカートの中に 入ってきたり

ナナが嫌がると
ナナの耳元で 
 「なぁに」
 「どうしたの?」
なんて 意地悪に話すし

そのうちに ナナも・・・

そして お洗濯物の上に
押し倒されちゃいました


もう お洗濯やりなおしじゃないかぁ

ダーリンのばかぁ~